第6話 軽い気持ち
フライヤーを手に取り店員さんに尋ねてみた
知り合いの様で早速その場で電話をしてくれた。
「初めまして!」
どんな人なんだろと思いながら挨拶をかわす。
「見学だけでもいいので一度お越しくださいな!」
エレガントな女性の声だ。
見学だけなら、、見学だけなら。
軽い気持ち、、軽い気持ち。
「よろしくお願いします!」
戦国武将がこぞって茶道(茶の湯)を嗜んでいた事は何となく知っていた。
もしかするともののふの心の拠り所だったのかもしれない。
女性の花嫁修行?
敷居が高い?
so what
世間一般の茶道のイメージと僕が抱いているイメージは全く別物だった。
そのせいなのか一歩踏み出す勇気や不安なんかよりワクワクやドキドキの方が遥かに勝っていた。
茶道の「静」
格闘技の「動」
両方を兼ね備えたライフスタイルに憧れる部分は少なからずある。
毎日のハードなワークアウトルーティンをこなし、あっという間に茶道の日がやって来た。
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