第8話 きっかけ
言われた時
「何言ってんだろう」
と思った。
ものすごく傷ついた。もしかしたら今頑張っていることは他人から見たらどうってことないのかもしれない。じゃあ必死になってやっている私は何なんだろう。
頑張っているのになんでそんなこと言うんだろう。他人は黙っていればいいのに。
自分で抱えきれない感情を抱いた。この時が1番最も多くの感情を抱いて爆発してどうしようもできなかった。
その日は塾だったから泣きそうになりながらも塾へ行くととても背の高い仲の良い先生を見つけて涙腺が緩んでつい、泣いてしまった。
「合格して見返そうよ」
と言ってはくれたけれど、心の中では
どうせ私より頭の良い学校に行って見下されるんだろうな
と思っていた。
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