物語

物語の中では、僕が主人公だから。

嘘を書いても、本当を書いてもいい!

僕は、いつも死ぬ事を考えていると書いてもいいし。

お母さんが大っ嫌いだって書いてもいい。


僕の物語の中だけなら、本当の事でも嘘のことでも、誰もわからない。


だから、物語といっても日記みたいな、手紙みたいでもいい。悩んでる事でもいい、聞きたい事でも、誰にも言えない事でもいい。


順番なんてどうでもいい。言いたい事や、言いたくない事、どうでもいい事。ただ、書けばいい。

宿題でも、課題でも、作文でもない。自分の生きてる証だ。


見つかるのが、嫌なら違う名前で書けばいい、女だったら男、男だったら女、どっちでも良いし、犬でも、猫でもいい!


私は猫のミュート、急に雨が降ってきて雨宿りに緑の看板のある、屋根の下で雨宿り


赤い傘を持った、おばさんがこのまま、待とうか、雨に降られながら帰るか迷ってる。


私は、すぐやむから待ってた方がいいよって、にゃーって鳴いた。


おばさんと私は、屋根から落ちる水滴が看板にコチン、カタンっという音を聞いていた。


その音は、だんだんゆっくりになって雨も小ぶりになった、私とおばさんは歩き始めた。


太陽と虹と雨が2人を取り巻いていた。


雨宿りのサイゼリヤで僕はこれを書きました。

ごちそうさまでした。






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