あきらめの夏

僕はひとり学園を歩く

暑い夏が漂っている

昔の歌にあったよな

あきらめの夏


彼女が廊下で笑っている

なんて美しいんだ

彼女があいつとつき合うかも

そうか•••••• そういうことか••••••


彼女が取られるぞ

彼女があいつのものになるぞ

それでもいいのか


窓の外を見つめている

太陽が輝いている

ふと泣きたくなる

でもそれをこらえる


彼女は僕の名前も知らない

彼女が僕にふりむくはずない

彼女は学園のアイドル

僕とは関係ないんだよ


彼女が取られるぞ

彼女があいつのものになるぞ

それでもいいのか


彼女が取られるぞ

彼女があいつのものになるぞ

それでもいいのか

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