１．初めて会う知らない人なのに　以前どこかでお会いしましたねと

　　記憶の糸をたどっても　たどり着かない遠い場所

　　よくある口説きの手段だと　思いながらもなぜだか私

　　口にはしないが　同じことを考えていた

　　いつもならきっとツンとして　話も聞かないでしょうけど

　　うっすら浮かぶあなたの姿　懐かしさも寄り添って

　　何かが動き出している　一つの出会いのシーンの中に

　　巡り合わせを　待っていたのかも

　　人との出会いなんて　きっとこんな偶然

　　素直でありたい　のどかな午後のひととき

２．初めて聞くあなたの声なのに　ずっと前から知っているような

　　思い出そうと探しても　しまい忘れて見つからない

　　少し照れながらお茶でもと　迷うことすらしなかった

　　うなずく私は　なんとなく幸せ

　　普段なら人見知りするのに　会話の中に自然な笑顔

　　あなたの色が浮かんで来るたび　明日も会える気がするの

　　何かが始まった予感　二人で歩くその距離も

　　知らないうちに　近くなるかも

　　人との出会いなんて　きっとこんな偶然

　　大切にしていきたい　穏やかな今の空間　

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