１．あなた一人が私のとなりにいないだけで

　　吹き抜ける風の中　今にも倒れてしまいそう

　　淋しい季節になっても　やさしい言葉かけてもらいたくて

　　薄着で強がりあなたの横で　笑いながら両手広げ

　　どこまでも飛べそうと風の中　はしゃいでいた

　　ついさっきまで　夢は私にほほ笑んでいたのに　

　　もう飛べないのね　あなたという空のもと

　　おどけた笑顔も　気が付けば幻

　　恋の翼は涙に濡れて　空を見上げることさえ出来ない　　

２．あなた一人が私のとなりにいないだけで

　　通り過ぎる風の中　今にも泣いてしまいそう

　　寂しさに震える夜でも　つかまる手があるだけでよかった

　　必死に捕まえようとしても　乱れる髪が邪魔をして

　　大切にしていた希望は風の中　一緒に飛んで行く　　　

　　信じていた　あなたはいつまでも笑ってくれると

　　もう呼べないのね　冷たい体で辛くても

　　うつむき歩けば　ぼやける足元　　

　　途切れた夢は風の中へ　瞳に揺れる寄り添う恋人達

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