残されたあなたの香り

1. 初めてあなたが 私の部屋に来た時のこと

  どう持て成していいのか 戸惑い迷う私に

  コロンの香り 部屋中に優しく漂う


  私覚えている 二人がこれから始める予感

  そしていつの間にか やすらぐ香りに慣れ

  知らず知らず気が付かなくなった


  長く長く会えないと あなたの香りはとても新鮮

  いつもいつも会っていると 寂しいなあなたの香りわからない



2. あなたが帰り 私の部屋に置いていくものは

  楽しいひと時の思い出と 確かに居たという香りだけ

  時にやさしく なぜか切ない時もある

  

  なんとなく感じて来たの もう少しで一人になるような

  二度と香りを連れて来てくれないんじゃないかって

  あなたのコロン変わったから


  ずっとずっと会えないと あなたの香り部屋から消える

  そしてそして優しい香り消えるまで あなたの笑顔が揺れている


  いつもいつも会っていたのに 忘れたなんて強がってみたところで

  なぜかなぜか一人でいると あなたの香りを探してしまう

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