-3- 「缶転がし」
地面に落ちている空き缶が、風もないのに地面をころころと転がっている。
そばに寄ってよく見ると、何か小さなイキモノが、缶を一生懸命押していた。
空き缶よりもはるかに小さな体で、一生懸命頑張ってた。
邪魔したら悪いから、ちょっかいをかけるのはやめておいた。
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