○○ゲーム ~🎲振って決めます、異世界生活(仮)~

@daicon-factory

第1話 プロローグ① (邂逅)

こんちはー、名も無き記憶欠如野郎こと、俺です。


気づけば、白い空間、名前やどうやって来たのかも思い出せない。


おっと、あちらから誰かがやって来ました、その人に経緯を尋ねることにしましょう。


『こんにちは、自称・美の女神、ミッシェールレーテです、よろしくぅ』


(自分で自称すんの!? そんな女神聞いたこと

もねーよ!、美人だけども、髪が長い、超長いよ)


『美人で美人な美人の女神様だなんて、照れますねー、えへへー』


『増えてるー!? しかも心読まれてるぅー!?』


『当然です、自称女神の私様、そのくらいはおちゃちゃです!』


『お茶の子だな、それよりも俺は誰でどうやって死んだんだ?』


『あなたが誰かを言うことは出来ません、秘密秘密秘密ぅー、死因は痴女のもつれのもつれです、男に浮気をされた女が殺害依頼を出し、それを請け負った某(なにがし)が第5キープちゃんを刺殺・・しようとしたところを君が助けに入って死亡、まさにまんぐりんぐ!』


『痴情な、確かに絡まってんなー、あとくんづほぐれつって言いたいのか?』


『カラメリーゼ!』


『正解っ! みたいな顔すんな、で、異世界か?』


『そそそ、異世界転生。話し速いねー、君は寿命で得られる筈だった生命エネルギーを回収出来なかったので、その代わりとして異世界に放り込まれます』


『放り込むのっ!?』


『そだよー、ちゃんとスキルもあげるし、『○○ゲーム』、略してぇー、ちんたまゲーム! あっ、でもでも◎◎にして、おっぱぱーいゲームも捨てがたいなー、悩むー、悩みまくリング』


『いやいやいや、ネーミング! そんなスキル名ちょー嫌なんですけどー』


『えー、しょぼん、じゃあじゃあ、たまたま! もうこれでいいでしょ!、はい、決定! はい、付与! はい、私勝ちー!』


こうして記憶の無い俺は2つのたまたまを強引に押し付けられた。



☆本日の裏設定☆

・女神の一人称は私(わたくし)

・女神が何の女神かはこの場では語られない。

・女神の髪は超長い。地面にぎりつかぬ、超黄金比。

・本物の美の女神もいる。

・主人公のたまたまは4つ、いやんっ

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