第8話 二十七日目
二十七日目。
なんか、家に怪文書が送り付けられた。
まさかあの馬鹿がはやまったんじゃ。
両親に見せてもらおうと頼んだけど、駄目だった。
どうしよう、どんどん事が大きくなってきてる。
警察とかも呼ばれてるんだけど、私のせいであいつが罪に問われるなんて事になったら洒落にならない。
いまなら、まだ謝れば許してもらえるかな。
二人で悪戯したって事にすれば、何とかなるかも。
まあ、こっちもちょっと意地になってたとこあるし?
歩み寄ってあげてもいいかな、なんて思ったりくらいはするし。
ていうかさすがにフォローしてあげないとやばいでしょ。
あいつのやらかした事だけど、一応婚約者だしね。
うん。それしかない。
そうと決まったらさっそく会いに行って話をしないと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます