備忘録その1

 先日病院へ行った帰り道でチンポを露出した変質者に遭遇したのでそのことを書こうと思う。出落ちしている。出落チンポでおちんぽである。

 

 降りる駅の少し手前、減速する電車の中すぐに降りられるようにドア前に待機する私。流れる風景。ゆっくりと駅構内に入っていく電車。その視界に異様なものが映り込む。以下は図解である。



電車→

───ホーム───

  自

  販 男  ホーム端

  機 ○

───ホーム───

←電車 私


 自販機の後ろにぴたりと張り付く男、寒い日だから自販機で暖をとっているのかなと思った。電柱に張り付いてセミの真似をしている子供のように自販機にぴったりと張り付いていた。なんにしても成人男性がやっていれば相当怪しい行動だったろう。




 電車が停車する。目の前には自販機に張り付く男。



 電車のドアが開く。自販機に張り付く男と目が合う。



 私が降車する。自販機の男がこちらを向いている。

 男の社会の窓は全開でチンポが揺れていた。




 ドアが図らずも男の股間を目隠ししていて降車するまでチンポがぶらぶらしていることに私は気付かなかったのだ。

 男は手ぶらでカバンひとつも持っておらず、コートを着ていたがボタンを外していた。社会の窓からインしたワイシャツだろうか白い布と黒いスラックスの一部が見えていてその真ん中にチンポがぶらぶらしていた。

 

 私は突然目の前にチンポが現れたので大変驚いた。しかし刺激してはいけないと思いまったく気にしておりませんよといったふうに近くにあったベンチに腰を下ろしてホームでツイッターを開いて、あのツイートをしたわけだ。

 男はぶらぶらさせたまま私と入れ違いに電車に乗車していった。電車はガラガラで寝ている乗客が多かった。男のぶらぶらするものに乗客たちがどう反応したかはわからない。

 自販機の裏には犬のおしっこのような変な流れ方をした液体とホームの床に置かれた不自然なライトが残っていた…(○の位置)


 翌日、周辺の駅名と変質者で検索したところ去年や数年前の同じ時期にチンポだけを露出した変質者が出没しているらしいと知った。

 この街は怖い街やで…

 


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