第25話
「早ければ……ッて余命宣告ですか」
そんなバカな。
「私だって信じられないわよ。いくつも病院を転々として……」
「キララ……」栗栖ミドリがキララを見つめた。
「マジで?」エリーも聞き返した。
「えェ、だから残された時間を目一杯好きなように遊ぼうと思って……。仕事も全部キャンセルして、ここへ来たの」
窓の外は青空が広がっている。湘南海岸が覗いて見えた。
「……」全員、言葉を失って黙ってしまった。重苦しい沈黙が室内を支配していく。
「フフ、暗い暗い!! そんなに悲観的になんなよ!! ジュン!!」
一転してキララは満面の笑顔を浮かべた。
「えェ……😳💦 でも」
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます