<短編6> 「 月下邂逅 」

二人で歩む、月灯かりの路地


一人だと怖くて歩けないのに


隣にいるとすごく安心する


ねぇ……なんでそんなに心がぽかぽかするんだろう?


今まで繋いだ、どんな人の手よりもしっくりくる


桜俊‥…もう大好きでたまらないよ?




あなたが居なくなって幾十幾百年、


わたしは覚えていた


あなたの暖かくて、懐かしい匂い


あなたの声しか通さない私の耳


それから導かれた先に、あなたの魂があったんだ


ずっと逢いたかった相手に巡り合えた


逢いたかった……愛してる……星羅愛してる




あなたと出会って、止まっていた刻が始動する


あなたを知れば知るほど……


「好き」が大きくなっていく


愛する気持ちも……


すべてを曝け出して、あなたに全てを捧げるわ


泣いちゃうくらい大好き


ねぇ……泣いて良いんだよね?……桜俊愛してる




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