8月17日 娼婦の苦悩

「ほら、早くきて⋯⋯」

私は相手の男に甘い声で呼びかける。

といっても、本心ではない。

私はしょうだ。生きていくためには、こうして男に媚びを売るしかない。

本当は、この仕事から足を洗いたいと思っている。

でも、私にはこれしか生きる道がない。

そんなていねんいだきながら、私は今日も男に抱かれるのだ。


誕生石 パイライト

石言葉 コケトリー

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