8月12日 必然の運命

「好きです! 付き合ってください!」

「⋯⋯いいよ」

彼は微笑んだ。私と彼は幼なじみ。ほぼ同じような時期に生まれて、母親同士も昔から仲が良い。私たちは小さい頃からずっと一緒にいる。そんな私たちが、お互いに惹かれ合うのは当然のことだった。

素敵な神様のイタズラだね。

私は彼に微笑み返した。


誕生石 コンシャアゲート

石言葉 自然のなりゆき

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