8月9日　秘密(暗)

「お嬢様、いかがなされましたか？」

お嬢様の様子は尋常ではなかった。

「見ないで⋯⋯！」

そこには血だまりと、割れた花瓶があった。

私は察しがついた。お嬢様は殺人を犯されたのだと。

「今見たことは、誰にも言ってはダメよ」

「ええ、分かっていますとも。あとは私に任せて、お嬢様はお眠りください」


誕生石　イエローゴールド

石言葉　忠誠

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る