8月3日 さよなら(暗)

「え⋯⋯?」

僕は何が起きたのか分からなかった。

次の瞬間、痛みが走る。痛みがするところを見ると、ゾッとするほど輝くナイフがあった。

「ごめんね、痛いよね⋯⋯」

君が泣いている。僕はようやく理解した。

この子が僕を終わらせてくれるという事を。しゅようの巣になった僕を。

「さよなら」

僕は微笑んだ。


誕生石 クリソベリルキャッツアイ

石言葉 驚嘆

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