外国旅行

 私は父と共に外国へ旅行に来ていた。こんな時代でも行けるほど日本から近く、又、物価も非常に安いらしい。その為か、私は4000円程しか持ってきていない。

 住宅街を歩いていると、トイレの扉等によくある青い男性の人形が描かれたドアが一般住宅の玄関近くの扉にあった。ここでは、現地人が旅行者にこのような形でトイレを貸しているようである。

 食堂があったので、私と父はここで昼食をとることにした。お好み焼きを食べれるとのことで、皿を持って行列に並んだ。前に並んでいた人の皿の上に千切りにしたキャベツが敷かれていたので、キャベツを持って行かなければならないのかとも思ったが、そうではないようである。建物の床には畳が敷かれており、内装は日本にある神社や寺に似ているような感じがした。

 父がお好み焼きを女性から受け取り、先に行ってしまった。私の番になりお好み焼きを受け取ろうとすると、男性が横から入ってきて女性に味噌汁はないかと声をかけた。女性はジャガイモのならあると答え、男性は納得しそれを注文すると女性が調理場に連絡を入れた。

 その後、私はお好み焼きを受け取ることが出来、父の元へと向かった。

 この国は軍事費用が世界第2位とのことで、相当な規模の軍隊を持っているらしい。又、軍隊の訓練を受けることもできるようであり、私はそれに参加した。

 月の光が強い夜に、私は荷物を持って列車の最後尾へと向かわなければならない。その際、敵兵に見つかってはいけないようである。私が列車の最後尾へと向かって走っていると、すぐに敵兵に見つかってしまった。そこで、もう1度やり直すこととなり、今度は見つからないように列車の連結器を通って敵兵を回避する。

 私が列車の反対側に回ると、スピーカーからもうすぐ発射するとの連絡が行われる。急いで走ったことで、何とか列車の最後尾までたどり着くことが出来た。

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