東京オリンピック、TV、ネット、観戦感想
λμ
柔道 男子100kg 女子78kg
柔道……重量級は海外がメイン……んなことないな!
順序は個人的な好みで前後させてもらって、まずは男子の方から。
知ってる人はだいたい知ってる、知らない人はこれから知って、ウルフ・アロンさんである。スタミナお化け、延長戦の鬼、ウルフタイム、二つ名は数あれど、一匹狼はなんだかちょっと違う気がする。まあ名前から取ったんだろうけど。
ご本人は六歳の頃に参加した柔道教室で「面白かったよね?」と聞かれて気をつかって「面白かったです」と答えたら柔道を続ける羽目に。なんて日本的な子どもなのだろうか。そこから金。それもすごい。
外見からして軽やかな英語が出てきそうな気配を感じるも、口を開くと当たり前ながら流暢かつ可愛い系の声質でとてもマジメなことを言うので、いい子だなあ感がすごい。すごい。
で、肝心の試合の方は――。
決勝の一本勝ちはウルフタイムからの見事な一本!
対戦相手の韓国チョ・グハムさんと健闘を称え合う姿もまたカッコいい。目に光るものもあったりなんかして、えがったえがったという感じです。
ちなみに準決の方は泥臭く勝ちにいったという印象。色々と言われそうなとこではありますが、勝ちに拘るのも大事なのです。
次に女子。
そう、自衛隊の体育学校に進まれた方である。
オール一本勝ちで全てが寝技。往年のMMAでも見ているかのような、異様に素早い締め、極め、固めへの移行は思わず、おほぉ~、と息をついてしまうカッコよさでありました。
もうね、何がすごいって、五輪レベルの対戦相手が徹底して転がるのを拒否してるのがすごい。
――防御姿勢になったらやられる。
もう、みんなそんな対応。強引に引っこ抜いてでも立つ。立たないとやられる。下から足に絡もうとしてきた!? みたいな勢いである。
どうしてそんなに寝技が上手いの? 努力を続けてきたから。寝技はやればやるほど上手くなるのさ。
とはいってもさあ、サンボの世界選手権でも金ってさあ。
個人的な好みもコミコミで、今回の柔道で一番バシバシきましたね。
――だって、決勝の入場曲が、攻殻機動隊なんだもの。
そうです。寝技の鬼でサンボでも世界最強で今回の金で特進があったりしたら、
そう。
三等陸佐――すなわち少佐だ。
試合開始前の無表情からの、勝って礼して気を抜いた直後の笑顔、チャーミングでございました。
海外の選手の話もアレコレ書きたいところではあるけれど、書いても書いてもキリがないので選手の話はここらで終了。
柔道の重量級って、どう楽しめばいいの?
パワー!
フィジカル!
どこでも共通、選手の気を抜いた瞬間です。男子も女子も、みんな可愛いですぞ。
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