終わりにしよう。

@ikanogeso

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最後の恋文は誰だって自分に酔っている。


思い返すのは相手への感謝と笑い合った暖かな陽だまりのような日々だろうか。


そんなんじゃないでしょう。人間だもの。


出会ったことを憎んだほどに苦しかった恋。


もう涙など出ないと思えるくらい泣き枯らした夜。


刃物のような切れ味の言葉達。


美化しないで目を逸らさないで、醜いままでいようじゃない。


いつか忘れてしまうんだから。

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