第5話 ステータスとスキル





 俺の持っているカードにステータスが現れた。


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【名 前】 佐々木優  【年 齢】 16歳


【種 族】 人族  【性 別】 男


【レベル】 1


【体 力】 120  【魔 力】 400


【腕 力】 100  【俊敏力】 200


【精神力】 150


【スキル】 言語理解 鑑定 生活魔法 アイテムボックス 剣術Lv2 火属性魔法Lv1 強化魔法Lv1


【ユニークスキル】 重複魔法Lv1 経験値・アイテム増加Lv1


【経験値】 (0/100)  【SP】0


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(これは俺が1番強いとかあるんじゃないか?)


「ちなみに、数千年前の勇者達の情報によると、聖剣使い《ソードマスター》、魔盾使い《シールドマスター》、大魔道士マジックマスター聖女ヒールマスター賢者サポートマスターが特に活躍し、実際に魔王城へ乗り込み魔王を討伐した5人が持っていたスキルじゃ」


 自分が最強だと思っている時期が僕にもありました。


「あ、僕聖剣使いでした」


 そう言い放ったのは、神林光輝だ。


 なんでだろう。クラスのリーダー的存在の人って絶対勇者スキル手に入れるよなぁ……


「私のステータスに聖女ってスキルが書いてあります」


 手を挙げてそう言うのは、姫野紗良だ。


 美人キャラってだいたい聖女選ばれるよなぁ……


「俺魔盾使いです」


 太い声でそう言うのは、筋骨隆々でクラスのムードメーカーの藤山龍騎ふじやまりゅうき


 これはまあ、うん、納得。


「よっしゃあああああ!俺大魔道士だ!」


 そう大声で叫ぶのは、黒沢海斗。


 凄い悔しいが、運だからしょうがない……


「あ、あたし賢者だわ」


 そしてとうとう最後の1人も埋まってしまった。最後に言ったのは、茶髪ロングでギャルの佐藤楓さとうかえでだ。


 必ず勇者の中にギャルっぽい人いるよね……


「おお!まさかしっかり5人揃うとは!」


 王様は感激の余りかめっちゃ叫んで喜んでいた。なんか愉快な王様やな。


「では早速だが、パーティを組んで欲しいのじゃ。先程の5人は成る可く固まって欲しいのじゃ」


 そう言った王様に少し俺は腹を立てた。何故なら俺には友達がいない。よって俺はぼっち。


「すみません。人数はどのくらいで組めばいいのですか?」


 そう質問したのは光輝だ。強いスキル持ちでイケメン陽キャはいいよなぁ……人脈があって友達が多くて。


(はぁ……俺はどうしたものか……)


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読んでいただきありがとうございます!


感想などあればぜひお願いします!


次話でまた会いましょう(・o・)ノ"


次話更新は8月1日です!

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