第44話 移送

 コード少佐は怒りの表情は出さなかったが、いい感じはしなかったようである。そしてコード少佐達を本部へ移送する事になった。付き添いとして霧島達も一緒に行動する事になったようである。

「いくぞ。お前たちも来るのだ」

 コード少佐が号令をかけると、部下達もついてくるようになったようである。

「まさかまだ一緒に行動することになろうとは。しかしあれだ、和解の余地が皆無といった感じだな」

 三宮少尉がそのように言うと、融和の希望が持てない状況を嘆いた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る