彼女と名も知らない魔女たちへへの応援コメント
私が死んでも悲しくないからという理由で高田君を選ぶ円界さんの選択が……。
なんとなく分かる気もしますね。
しかし、血筋は絶やせないけど、死ぬ人間も必要なんて魔女の生き様が壮絶すぎる。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
自分が円界さんと同じ立場だったら誰を選ぶだろうかと想像してみて、結果として、高田君のような人物になりました。
おっしゃる通り、この作品における魔女の運命は壮絶です。しかし、これからも彼女たちの魔法は密かに受け継がれていくことでしょう。
評価までいただき、ありがとうございました。
彼女と名も知らない魔女たちへへの応援コメント
なんだか、内容的には違うようで、でもなんか思い出した映画がありました。
キアヌリーブス主演の「マトリックス3」、テーマ的にやはり普遍性があるのだなと感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
恥ずかしながら「マトリックス3」は見たことないのですが、おっしゃる通り、今回の作品が持つテーマは普遍的なものであるとは思います。
評価までいただきありがとうございました。
彼女と名も知らない魔女たちへへの応援コメント
設定からして悲しい結末になることはわかっているのに、淡々とした語りが深い余韻に繋がります。末尾もきれいな終わり方です。
まだ四日目なのに、4000文字でこんな傑作を書ききってしまうなんてすごすぎる。
自分だけが知っていた大切なものが、消えていて、それを知っているのは自分だけ、というシチュエーションはどんな場合でも胸に刺さりますね。
魔女たちが命を捧げた守った「世界」とは何だったのか、一人の犠牲がどれだけの延命につながるのか。
もしかすると語り手の属する世界ではなかったのかもしれない。
この物語に会えて感謝です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
<まだ四日目なのに、4000文字でこんな傑作を書ききってしまうなんて
ご感想、とても嬉しいです……!
魔女になると告げた同級生が消え、主人公だけが彼女を覚えているという設定を思いついてはいたのですが、何か足りない気がしてお蔵入りにしてました。
今回のタイトルを見た時に新たな設定を思いつき、どうにか完成させることができました。四日で書けたのは、元々お蔵入りのお話があったお陰ですね。
文字数を抑えることは意識していたため、この物語は書いていないことが多いです。その分、伊東様のように、読んだ方が色々考察してくださればと思います。
こちらこそ、素敵なご感想をいただき感謝です! 評価までいただきありがとうございます。
彼女と名も知らない魔女たちへへの応援コメント
誰も知らない所で魔女は生まれ、誰にも知られることなく消えていく。悲しいですね。
円界が魔女のことを話してくれたのは、高田くんのことが好きだから? それとも不安を誤魔化すために、誰でも良いから話を聞いてほしかった?
解釈は色々できますけど、今となっては確かめる術がありませんね。
だけど経緯はどうあれ、円界がいたという記憶は、確かに彼の中にあります。世界の寿命を伸ばすために人知れず散っていった彼女のことを、どうか忘れないでほしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
円界がなぜ彼を選んだのか、色々と考えてくださって嬉しいです。
私の中に一応の答えはありますが、この物語においては言葉にしない方が良い気がしますので、読んだ方の解釈にお任せします。
彼が彼女のことを忘れることはないでしょう。その意味では、彼を選んだのは正解だったのかもしれません。
評価までいただき、ありがとうございました。
彼女と名も知らない魔女たちへへの応援コメント
世界を守るため、自らの命と存在を犠牲にする。普通ならとても信じられないことですが、誰も円界のことを覚えていないというのが、彼女の言葉が真実だったと証明しているようにも思えます。
彼にできるのは、この真実を覚えておくことだけ。だからどうか、円界がいたということを、彼女が夕空になったということを、いつまでも覚えていてほしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本当に不思議なことが起こったら、人は信じられるものなのか、信じられるとしたらそれはどうしてだろうか。
そんなことを思いながら、書いた物語になります。
彼はきっとこれから先も、彼女のことを忘れないと思います。
評価までいただき、ありがとうございました。
編集済
彼女と名も知らない魔女たちへへの応援コメント
胸が苦しくなるような切なさを感じました。円界さんという存在が「消えて」しまったからこそ、ラストシーンの夕焼けの茜色がぐっときました。
気遣いの出来る円界さんが、「俺」にだけ魔女の秘密を放してくれたことの理由を考えてしまいます。「俺」はそれに気付いていながら、見ないふりをしているのかなとか思いました。
この世界の中での、魔女という存在もとても心に残りました。誰にも知られず、しかし、確かに存在していたことを示すのが、あの茜色の空なのでしょう。
追記・ちょっと読み違えていたみたいですね……すみません。
薄いものでも、繋がりがあった「俺」だから選んだ……より切なさを抱きました。
最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この物語ははっきり書いていないことが多いので、読み取りにくい所もあったかと思います。お気になさらず。
素敵なレビューまでいただき感謝です!
タイトルと関わりの深い夕焼けの描写は力を入れたつもりですので、そのように感じていただき嬉しいです。
「魔女」という言葉は出てくるけれど魔法自体は出てこないという、ファンタジー要素が曖昧な現代ファンタジーなので、これでいいのか自信がなかったのですが、好意的に受け取ってくださり良かったです。
この作品を書けたのは、夢月さんのタイトルのおかげです。素敵な企画をありがとうございました!
今期の同題異話も残り数回ですが、無理なさらないよう、企画の運営頑張って下さい。