惑星ファンフゥンフオン - 2 / 4
「そろそろ肌を焼きたいな」
「トゥルオン様は元々褐色ではありませんか?」
「二行で終わらせないでくれ。執務も疲れたし、そろそろ羽を伸ばしに行きたいんだよ」
「では、こちらへ」
侍従が、王女へ壁に空いた仕掛け扉を指差した。
「敵軍が中庭を占拠しました」
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