異世界に現代ゲームのスキルを見せつけます！

第4話 攻撃特化の魔法技

『おーい！！フラン助けて！助けてー！』

遺跡の中に悲痛な声が響き渡る

土から出てきたカブトは全身が岩でできていて赤い目が目立つ

でかいカブトはツノをおもっいきり下に振りかぶり俺を潰そうとしていた

『那由多さん！今助けますね！』

『おうお前のお得意の攻撃をかましてやれ！』

『いきますよ！』

そう言うとカブト虫の近くまでやってきて

『そこのカブト虫！私の仕事の邪魔しないでください！業務妨害ですよ！』

カブト虫が顔手で守る

『いきますよ！エンジェルストリーム！』

ピョロッ

『『『………』』』

まさかのカブト虫までが動きを止めてフランの行動を待つ…こんなカブト虫見たくない！

『エンジェルナックル！』

カブト虫の顔面を右ストレートでブン殴る

『那由多さん！どうですか私の技は！』

ドヤ顔で俺に語ってくる

『どうですかじゃあねぇよ！何で最初から攻撃技をしないんだよ！』

そう言うとフランが少し黙り込むと

『だって私天使なんですよ！天使と言ったら回復魔法そして聖なる魔法で相手を成敗するなのに！私魔法のステータス1ですよ！可憐で美しい天使が何で相手をグーパンしなくちゃならないんですか！私は魔法を使える美しい天使になりたいんですよ！』

『お…おう』

何だこの圧は

『これから私はピンチな時以外攻撃技はしません！なのでこの試合は那由多さんで頑張って下さい！』

『いやいや！どうやってもこれには素手で勝てないし！』

『那由多には専用スキルがあります！でしょそれで何とかしてくださーい』

『あのヤロ！専用スキルとかどう使うんだよ言葉に出せばなんかなるのか？』

よくわかんないまま手を前に出し体を起こしたカブトに近づき

『スキル！ゲームアタック！』

何も起きなかった

後書き

どうも！異世界に現代ゲームのスキルを見せつけます！の作者のkaninayu009です！

今回は魔法使いになりたい天使とスキルの使い方がわからない男の闘いでした！専用スキルと聞いた時にギルド職員や女冒険者にちやほやされると夢見た男が次回戦います！