第296話 大感謝祭3

 私の名は、シルバ・ベチナ王都のギルド職員だ。


 ギルドでも、セブンスターダンジョンは噂になっている。


 ガエウ・シルバ侯爵やらサントス男爵のとこの騎士が大絶賛。


 そこへ、情報室が次官まで派遣して実態を調べるらしい、

ギルドとしても、遅れをとる訳にはいかないので、

移動を希望していた、私に白羽の矢が立った。


 アレーナに着くと、意外とそんなに田舎ではなかった、

やはり北よりかは暖かい、何でも明日は歓迎会をしてくれるそうだ。


 翌朝、宿で朝食を食べようと思っていたら、ギルドからお迎えが来た、

なんでも、大感謝祭とかをやっているので、そちらで御飯を食べるらしい。


 言われるがままついて行くと、町の外に豪華な馬車があった、

豪華な馬車に乗ると、結構な速さなのに揺れない。


 40分位で目的地に着いた我々は、即食堂街に向かった、

夜は、肉料理の専門店に予約を入れてあるらしい。


 王都でも肉料理を扱う店はあるが、専門とは聞いたことがない、

だいたいアレーナは港町で、魚料理が有名なはず?


 私たちが飲食店の前に行くと、もう結構な人だかりだった、

何故だかわからないが、結構私たちに声をかけて来る、

住民とは仲がよさそうだ。


 店内は、もう一杯なので私たちは、外にある食台で食べることになった、

朝ごはんを食べていないので、もうおなかペコペコだった。


 ピザとかいうパンみたいなのを食べて、びっくりした。


 「美味しい、なにこれ、こんなの食べたことない!」


 飲み物も、シュワシュワして美味しい、こんなの王都にもない!

私と一緒に来た、調査官もびっくりしている。


 ギルド長がみずから、わたしたちのために、

フライドチキンとポテトとかいう物を持って来てくれた。


 なんか鶏肉みたいだが、すごくスパイスが使ってあり贅沢だ。


 つづく。

 

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