考え過ぎると頭オカルトなる

哲学者?



いいえ、デカルトではありません。



ということでオカルト。



小さなころはただただその存在自体が怖かった! 幽霊!(小学校卒業式感



そこから少しだけ時間を進めれば、ちょっと考えるようになってくるのだ。



待って、待って。


本能はともかく、どうして怖いと思ってしまうのだろうか。


と。



別段幼少期から今まで頭がよくなかった俺は、その小さなころだって当然頭が悪い。


つまり、


怖いものは怖いものなんだから仕方ないよね!


という結論に落ち着いてしまうのだ。なんという無駄な時間だろうか。もっとがんばれ。もっとがんばれと通知表に書かれて頭をひねれ。



更にそこから時を進めると、ある時いつか忘れたが、恐怖云々はおいといて、こう思ったのだ。



幽霊の数、少なくね?



と。


いや、頭がおかしくなったわけではない。


ホラー映画でもそういうのでも、幽霊というのは基本的にいても100体未満なのだ。


たまにとんでもなく幽霊が出てくるような作品はあるが、それでもせいぜい数万といったところだろう。



なくなる→幽霊になる



だと、


幽霊ってどうするん。


と思ったのだ。


どうするんとはあいまいだが、つまり、時間経過で消えるの? といったことである。


成仏しないとキエナインダ!


と、オカルト的な漫画や映画等では聞いたりするわけである。


専門の業者がいるとして、人が一日に亡くなる数、それが全てではないと仮定したって、膨大な数になると思うのだ。



……埋め尽くされてね?



と思ったんのだ。ある日の俺は。頭が悪いんだから仕方ないでしょ!(開き直り


幽霊見える人はもう、



ミシィ……



とすし詰め状態になった幽霊を見てあっぷあっぷしているのでは? などと考えたのである。



つまり、幽霊見える人暑苦しさを毎日覚えて気持ち悪いのでは?



などと、無関係な発想にいたる。

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