第134話 女神降臨
「『娶ってもらいましょう。』じゃないわよ!!
誰が勝手に結婚しようとしてるの?
ちょっとコレどういうこと?」
突然、部屋の中に知らない女性の声が聞こえだす。しかも声の様子から怒っている様子だ。
「め、女神様!?」
葵さんは声の主を見つけて驚いた声を出した。
周りの人間は葵さんの言葉を聞いて、女神様を観れると心躍らせながら振り返る。そして失望する。
皆の視線の先には何もない空間から頭だけ飛び出している美女がいたからである。
流石女神である。信じられないような美人だ。だがしかし、それを真っ向から否定するようなシュールな絵だ。
「どういうことですか?」
葵さんが頭だけの女神に問いかける。
「どういうこと?
それは私のセリフね。
ねぇ、どういうこと?
何で斗馬と結婚しようとしてるの???
しかもこんな人数!」
最後の方は怒気を強めている。
それを聞いて葵さんは我に帰る。
しまった!
人数が多過ぎたか!!
葵さんは更に勘違いを続ける。
どちらにしても怒ってる女神を鎮める方法を考えている葵さんであった。
そうして怒れる女神に他のメンバーも困惑している。
だが、そんな女神に立ち向かう強者が現れるのであった。
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