斗馬が混乱しているとソフィアが近づいてくる。

「トウマさま、それでは宜しくお願いします。」

そう言うとソフィアさんは泡のついたボディタオルを渡してくる。

何をしろと？

更に混乱する斗馬。

「この国では、男性が女性の身体を洗う事になっています。」

しれっと嘘を言うソフィア。

他の人も頷いているので渋々納得してソフィアさんの身体を洗ってあげる。

ふぅ〜、やっと終わった。

ソフィアさんの身体を洗い終えて一息つく斗馬。

しかし休めたのは一時だけだった。

「次は私ですね。」

ルナ様が笑顔でボディタオルを渡してくる。

その背後には他の人達もボディタオルを持って並んでいた。

「ボディタオル、多い！」

思わず、訳の分からないツッコミをする斗馬であった。

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