第三部:架空の小説で、宣伝文句の練習をしてみる
1:凡人に憧れる天才 天才を愛した凡人(架空小説)
今日からまた新しい試みをしてみたいと思います。
最近ミステリーに夢中でまったく更新できないでいるわけですが。
ミステリーって方向性がたくさんあると思うんですよね。
何故を突き詰めると”リアリティの方向性”が、切っても切れないということに気づくはずです。
それは何かというと、警察のように聞き込みや物的証拠などを集めながら『確証を得る』物語なのか、論理的に結論を出す一般人の物語かにわかれると思うのですよね。
しかし世の中は”リアリティの方向性が安易”なので、直ぐ警察や探偵を出したがる。
それは主人公が探偵や警察関係なら良いですが、『一般人に警察関係の知り合いがいること自体が不自然で現実味に欠けるということを忘れてしまっている』悪い例だと思います。
世の中はそんなにうまくできていない。
けれども、事件は論理的に犯人を突き止めることは可能。その人が犯人であることの物的証拠やアリバイが必要なのは、その人を裁くためだと思う。誤認であってはいけませんからね。
そしてトリックものというのはトリックそのものに面白さがあるだけで、ミステリーとして面白いとは限らない。価値観は人それぞれなので、トリックが面白いという人もいるでしょうが、そこに頼り過ぎれば目新しさを追求しなければならないので、大変なだけだろうなと思う。
個人的に興味があるのは、思考と思想。
何故犯行に及んだのか?
どうやって犯人を突き止めたのか?
そこがミステリーの面白さだと思うのです。
さて、練習行ってみましょう。
タイトル:凡人に憧れる天才 天才を愛した凡人
これは不倫恋愛ものっぽくしてみました。
(何のため?!)
昼の三時ごろ放送して欲しい、不倫の王道。
「あなた、いけませんわ。主人が帰ってきてしまう」
「奥さん、あなたを奪いたい」
バリバリの昭和観で行ってみましょう。
たぶん奥さんはレトロな柄の水玉模様のワンピースとかで、細いベルトしていると思うんですよ。
奥さん奪おうとしているのは、ちょっと体格のいいスーツの男。
ほら、イメージ湧いて来たでしょう?
え? 令和っ子で分からない?! 出直してこい、ちっきしょー!
今回から、宣伝文句を考えようというコーナー。
【午後三時、不倫の王道ここにあり!】
タイトル:凡人に憧れる天才 天才を愛した凡人
天才画家の家にしょっちゅうやってくる画商の男はある日、画家の妻に手を出そうとする。
嫌よ嫌よも好きのうち。昭和バリバリのセクハラから始まる、飛んでも破廉恥な恋物語。
最後は三角関係で画家と画商が……あーッ! な関係に?!
第589話『画家の美人妻、駅員を呼ぶ』
注*不倫は推奨していません。
こんな感じでいかがでしょうか?
もう、層が何向けか謎ですが。
駅員呼んで3Pですよ! 昼間から元気な人たちですね。
地上波では放送できない内容になりそうですが。
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