恋だった何か

　小さな頃から君が好きで。初恋の片想いが実ることはない。それを風に乗せて聞いた時だって、好きの気持ちは増していくばかり。でもある日、その気持ちが不安になった。本当に君の事が好きなのか。誰かの事を好く自分が欲しいだけなのでは、と。真実なのかも分からず怖くなり、私は恋するのを放棄した。

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