海外のお話になるんですが、

10歳くらいの男の子が庭で遊んでいると裏にある森の中に気味の悪い生き物がいたのが見えたんです。

手足が異様に長く、お腹が妊婦のように膨れていた生き物。

男の子は好奇心で森の中に入り後を追った。

その生き物が大きな空洞がある木の根元に入っていったのを見た少年は、自分も入ろうとするとまるで待ちかねていたかのように少年の目の前に現れて穴に引きずり込もうとしたらしいんです。

しかし、そこに猟銃を構えた老人が現れて、その生き物に引き金を引いた。

当たったのかは分からないですが、金切り声をあげて穴深くまで逃げて行った。

少年がぽかんとしていると、その老人は少年の手を取り、森の中を迷うことなく少年の家まで送り届けてくれた。

このお話、話に出てきた謎の生き物も老人も妖精として扱われているお話なんだそうです。

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