おまけ編『魔王と賭け事しちゃいました!?』
ゼウス「まさかのWまた中途半端な所で区切ったWWW」
カナ「仕方ないでしょww
最初は前章がこのタイトル『魔王と賭事しちゃいました!?』だったけどw会議長いから区切ったんだってばよwww」
ゼウス「マジかW普段からグダグダしてるから全然面白くな…グハァッ!?」
カナ「本当の事言うからまた作者から
―襲撃前日(部下視点)―
魔王「明日ケラスィア王国の学園にいる娘に礼をしに行く」
魔王様が真顔で突拍子もない事を言った
猫デハナク部下1「お礼…ですか?」
魔王「あぁ、先日の件で世話になったからな…明日はその礼に行く
では、我はその準備に行ってくる」
魔王様は淡々と言った後何処かへ出掛けた
フードモトイ部下2「え?礼に行くって…どういう事でしょうか?」
童顔ジャナイ部下3「うーん…分からないな…」
蜘蛛ジャネェ部下4「もしや…礼に行くとは復讐という意味のお礼ではないか!?」
部下1「何!どういう事だ!?」
部下4「ふふん、先程『先日の件で世話になった』と魔王様は言っていたろう?
つまり、あの大量のエリクサーを部屋一杯に送られたから魔王様は密かに怒っていたのだ!」
部下2「いやいや、魔王様はそんなので怒りはしないでしょ?」
部下3「けどさ、礼に行くと云々は置いといて人間の国を攻めいるチャンスじゃね?
魔王様が礼に行くならついでに国を侵略しちまえば民の一部を人間の国に住まわせらせるじゃん」
童顔な部下が思った事を言った瞬間…その場にいた一部は思った…
1・2((人間の国を落とせば苦しんでる民を助けられる!?))
魔王が知らない間にケラスィア王国を攻める計画は立てられていた
―襲撃前日(魔王視点)―
魔王「明日ケラスィア王国の学園にいる娘に礼をしに行く」
魔王がカナからエリクサーを貰った時から思っていた事を言った
猫デハナク部下1「お礼…ですか?」
魔王「あぁ、先日の件で世話になったからな…明日はその礼に行く
では、我はその準備に行ってくる」
魔王は表情には出してないがウキウキ気分でお礼の品を買い出しに行った
~~
魔王は悩んでいた
人間の娘は一体どんな物を渡せば喜ぶかと
魔王(ふむ…人間…ましてや女性にはどんな物を渡せば良いものか…
物によっては喜ばないだろうからな…)
魔王は今まで女性にプレゼントをした事がない為悩む
魔王(もし、娘が茶を好むならお茶請けと茶葉で良いのだろうが…
我の趣味を押し付けるのはいかんだろう…)
実は魔王も紅茶が好きなのだが一緒に紅茶を飲む友達がいない
なんて空しい…
魔王(あ…確か女性は甘い菓子が好きらしいからな…お茶請けと言わずとも菓子を渡せば良いな)
どうやらお礼の品を決めた魔王はいつも行くお茶屋に菓子と茶葉も買った
その後ついでにカナと飲む為にティーカップも買っていった
―自覚(水帝side)―☆
カナさんが去った後…虚しく淋しくなりました…
何故でしょう?あの手の女性は嫌いな筈なのですが…
まぁ、ゆっくり考えれば良いでしょう
闇「ところで雷帝…貴方、私と水帝に何をしたか覚えてる?」
雷帝はビクッと震え目を泳がせていた
本当この男は嘘がつけない性格というか…嘘がバレやすいんですよね
雷「覚えてます!すみませんでした!!」
コレはまた綺麗な土下座を…
闇「土下座しまくる帝ってどうなのかしら?」
僕「別に雷帝ですから良いでしょ」
まあ、それは置いといて…
僕「そういえば、貴方とカナさんはどういった関係で?」
逃げられないように雷帝の肩を掴んで問います
雷「え?えーと…あの子の保護者だけど?てか何で肩を?」
保護者ですか…
何故かホッとしました
僕「なら、カナさんに好きな方又は恋人は?」
雷「うーん…恋人はいないって言ってたが…確か男友達のアベルって子にしょっちゅう抱き付いてたな」
へぇ…男に抱き付く……何故か腹立たしいですね…
雷「そういう質問って…まるで水帝がカナちゃんを好きになったみtイダダダッ!?」
僕「何を言ってるんですか?
僕はあの手の女性は苦手というより嫌いなのですよ」
ああいう女性は僕自身ではなく僕の見た目や地位で言い寄ってくるんですよね
雷「あー…お前、光帝みたいな奴嫌いだからな…
でも、カナちゃんは地位で相手は選ばないよ」
は?何言ってるのでしょうね
僕「なら、何故ダークナイト家のアベル君に抱き付いているのでしょうね?」
光帝みたいに媚びてるとしか考えられません
雷「癒しだって、どちらかというとペットと戯れてる感じだね」
ペットと戯れ…カナさんが可愛く思えました…
しかし冷静に考えると確かにそうですね…
いくら身内に近い帝がいるとはいえ帝を囮にしたり魔法で起こしたりしませんよね
そろそろ肩を放しますか
雷「そうそう、カナちゃんはさ紅茶好きで結構恥ずかしがり屋で気が利くから案外お前好みだったりしてな」
ふぅん…
僕「(話をするために)お付き合いしてみたいですね…」
あれ?今マズい事言ってしまったような…
雷「水帝…ロリコンか?」
アハハハ…コイツは何言ってるのでしょうねー?
雷「ちょ!待て!その大量のランスは何だ!?
てか!それ全部俺に向けてないか!?」
僕「そう言えば戦いでは貴方が相手でしたから僕は魔力がタップリ余ってるんですよー」
雷「ちょー!だからって俺に放つなー!」
その後全帝からの念話が来るまで僕と雷帝の鬼ごっこは続きました
その時闇帝は…
闇「あの子…大事な大事な弟に抱き付いて……今度話し合いしましょうカシラ…」
ブラコゲフン…闇帝はずっとブツブツ言ってたので僕の暴走は止めなかったみたいです
―魔王帰宅後―
ウキウキ気分な魔王サタンと元に戻った猫の獣族ガタと一緒に自分の城へ転移すると広場では…
ボロボロになって気絶中のシルフ(突然変異型)トルナド
紐で全身グルグルに拘束された蜘蛛の獣人アラフニ
トルナドに初級回復魔法を掛けながらアラフニの拘束を必死に解こうとするフードをしたエルフのセヘル
アラフニの拘束を必死に解こうとしたり狼狽えたりしている様々な種族の兵隊達がいた
サタン「セヘル…トルナドは上級で一発…
アラフニは拘束されてる紐を切れば良かろう…」
セヘル「いや…私も最初はそうしたのだけど…
初級は効くのに何故か上級は効かない
紐は切ろうにも全然切れない………って魔王様!?」
一同『え!?』
帰宅していたサタンに驚くセヘル達
サタン「成る程…ならばカナに…」
ガタ「あの娘を呼ぶのは勘弁して下さい
後は我々がどうにかなさいますので御部屋へお戻り下さい」
カナに若干(?)トラウマを覚えているガタは即座に断って部屋へと促した
サタン「そうか…」
サタンは残念そうにしてその場を後にした
ガタ「ハァ…セヘル…俺は拘束を解くからお前はトルナドの治療に専念してくれ」
セヘル「あ、分かりました…
ねぇ、ガタ…魔王様賭けに負けた割には何故か嬉しそうに見えたけど…一体何が?」
二人をどうにかしながらセヘルはガタに質問してきた
ガタ「例の娘が魔王様の友達になった」
セヘル「へぇ…はい!?
確かに魔王様は友達がいn」
ガタ「それ以上言うな」
その後、治療を終えたトルナドと拘束が解けたアラフニにも事情を説明したガタであった
その頃サタンは…
サタン「カナが来るまで菓子を作る練習でもするか…」
その場に誰かいたら女子かとツッコミがでた発言をした魔王であった
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