知らなきゃ世界は変わらない。

 人には言い返せる人と言い返せない人がいる。 

嫌な事を言われた人

悲しい気持ちを言えない人 

悔しい気持ちを言えない人

嬉しい気持ちを言えない人

怒っている気持ちを言えない人

馬鹿にされて言えない人

それは年齢など関係無く存在している。


 その事を気づいた人はその人の心に土足で入って来る。

仲間を作り共感を持たせて引き入れる中には言い返せない人がいる。

自分を守るための防衛反応かもしれない。


 更にその状況を気づいている人は必ずいる事は間違い無い。

特に若者は人間関係が乏しく悩み、泣き、黙る。

そこで一つ問題が出て来る『いじめ』である。


 大人の世界でもあるが今は話題を若者に当てて考える。 


 気持ちは崩れていき、親にも言えない。

そこで今はネット環境下の中匿名で言える世の中です。

面と向かって言えなくても匿名では言えるのだ。

そこで上がる問題は『誹謗中傷の濫用である』

言い返せる人はそれは誹謗中傷だと書き込む。 


 だけど問題は当人が言い返せない人の場合である。

面と向かって言えない、ネットでも言えない人は必ずいる。

どうすればいいのか、気づいている人は行動できるはずだ。

やめろとかそんな事を言うのではなく

言い返せない人と友達になることです。 


 話しかけて一緒に遊んでみたり

一緒に帰ってみたり

一人にさせないことです。

なんの取り柄もないとか言うけど、そんな事は気にしないでください。

若い頃は他の人より色々比べられるけど

それはずっと変わらない訳ではなく

好きな事をまず見つけてみてくださいね。 


 なんでもいいんです、魚が大好きで図鑑をみたりして

凄く詳しくなった人は今はお魚博士になり、その事で

環境問題に気づいて素晴らしい発言をした人もいますし

漫画が好きで誰よりも詳しくなってYouTubeを作ったり

今はどんなジャンルでも活躍出来ます。 


 はっきり言って普通の人なんかいないと思います。

みんなそれぞれ苦労や努力して時には挫折する事もあるでしょう。

でもそこで下を向いて歩く必要なんか無いよ。

苦労や努力した事に意味がありその行動は自分の意思でしたのだから

決して無駄ではなく行動した事に意味がある。 


 そんな時に一人でなければ私はステキだと思う。

だから今近くに言い返せない人がいたら

それに気がついているなら仲間を捨ててでも

声を掛けてください。

その一言で言い返せない人は必ず受け入れてくれるはずです。


 ここで私の話をします。

私も中学生の頃いじめをみて、その内容は見た目でその子を

評価しているだけだった、私は男でしたが気にせずその子と

普通に話しかけた、初めはその子もびっくりしたけど

その状況をクラスメイトがみて雰囲気が変わった。


 その子は明るくなって、今まで見た目で関わりたく無い人を

気にしなくなった、私は当時不良で学校に行っても

一時間で帰ったり、周りからも不良として見られていた

喧嘩はしなくても体力テストではクラスで一番だったからか

私を避けるクラスメイトはいなかった。


 でもたまに行く学校では『くだらない』いじめをみてムカついた。

だから他のクラスメイトは無視してその子と話した

中学生のイベントと言えば修学旅行があった。

その時何処に行くかの相談がクラスの中の班で話し合う事に


 私はその子に京都に行く事を聞いて来たので

なるべく人が行かない場所が良いと言った。

その子以外にも班の中に全部で五人いたけどその子に任せた

当時はネットも無い時代なのにその子は何処から探したのか

いざ京都に行くと全く人が居ないお寺とかを行った時に

よくこんな場所探せたと素直に凄いと思った。 


 あまりに人が居ないもんだからおじそうさんの前で私は

上半身裸になり全く同じようにポーズをとって一枚写真を撮って

貰った、受け狙いだった、その後はほとんど学校には行かなく

なった、気づいたら高校受験も終わってて、久しぶりに

学校に行ってみたら修学旅行の写真コンテストがあったらしく

私の受け狙いの一枚が入賞していたみたいでその子は

嬉しがって私に教えてくれた、それから卒業式にも行かず

後で一つに教室で卒業式に来なかった生徒だけで六人くらい

いたけど見たことない子も居て、途中で揶揄からかわれて

登校拒否した子も居て驚いたが一時間もかからず

小さい卒業式が終わった。


 高校にも行って無く当時は一つ上の先輩とつるんでいたので

地元の駅にたむろしていた時に話した事もない

歳上の女子高生が私に話掛けてきた

当時いじめられていたその子のお姉さんだった。

「○○君だよね、私あの子の姉なんです」

って言ってきたので私は思い出して

「覚えてるよ、元気にしてる?」

って聞き返したら、想像もしない返事が来た。


「○○君と話してから家では明るくなって、あの子と

話してくれてありがとうね、元気にやってるよ」

それだけを私に伝えてお姉さんは家に帰って行った。

その子とは学校以外合わなかったけど、良かったなっと思った。

話しかけただけなのに、そんなに喜んでくれてたとは

思いもしなかった。


 以上が私のいじめに対しての行動した体験談です。

もしこれを読んでくれた方に私が伝えたいことは

目を背けず堂々と話掛けてください言えない人がいたら

周りの目とか気にしないでください、そこから始まる

物語が出来る事もあります、決して恐れず明るくしてさえ

いれば未来は変わるはずです。

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