第90話 運がなかった、北海道ツーリング

 ということで、無事帰還。


 今回は、本当に運がなかったです。あと、判断を誤りました。


 以下、簡単に時系列で。


 8/24(土) 出発。早く出すぎて、茨城県の漫画喫茶で時間潰し。


 8/25(日) 無事、苫小牧に到着。この日は、バイクで札幌郊外にある、先祖の墓参りと、久々の札幌散策のみで、あまりバイクに乗らず。


 8/26(月) 札幌から留萌を経由し、上富良野へ。美瑛の丘や、ジェットコースターのみちは撮影できました。ところどころ雨に降られるも、翌日、雨予報のため、キャンプ場を急きょ、テントからバンガローへ変更。出費が増える。


 8/27(火) 朝から強烈な雨。上富良野から旭川に移動するだけでずぶ濡れ。この時、持病の不整脈による心臓の痛みが現れ、時間もあったので、急きょ、調べて旭川の病院へ。診察後、薬だけもらって落ち着きますが。

 ここから先がマズかったです。旭川から士別、名寄くらいまでゲリラ豪雨。そんな中、ビニールをかぶせてスマホをナビに使ってましたが、徹底的に雨に当たり、スマホのカメラがイカれ、水が抜けない事態に。おまけに、財布までずぶ濡れになり、お札が使えない事態に。

 何とか、オロロンラインを通り、稚内へ着き、宗谷岬を経由し、キャンプ場へ。

 キャンプしようとしたら、タープ用のインナーポールが折れていることに気づき、タープは張らず、テントのみ張って、速攻で寝ました。


 8/28(水) とりあえずやっと曇り。宗谷丘陵、エサヌカ線を通り、一気に南下。士別の銀行で、お札を新品に変えてもらいました。その後、三国峠に行き、タウシュベツ橋梁に行き、ナイタイ高原牧場まで行きましたが。

 全体的に天気が悪く、おまけにスマホのカメラの水滴が取れず、せっかくの写真がすべてボヤけた写真に。

 帯広のホテルに着き、ここでようやく除湿剤を買い、スマホの「水滴」抜きを試しつつ、「機種変更」を考えます。


 8/29(木) 一晩、除湿剤を張り付けておくも、効果がなく、朝から帯広市にあるワイモバイルショップへ行って、機種変更するも、高い物しかなく、仕方がないので、iphone14を購入。無駄に出費が増えます。

 しかも、10時開店でしたが、説明やデータ移行で、終わったら12時半。もう観光どころではない有り様。

 仕方がないから、予約しているキャンプ場に急ぎます。

 帯広から、一気に東へ。オンネトーを一瞬だけ見て、すぐに中標津のミルクロードへ。曇ってたけど、何とか写真撮影。開陽台は、ほとんど霧の中で何も見えず。

 標津町のキャンプ場に着くも、今度はキタキツネに悩まされ、エキノコックスに罹患するのでは、という恐怖と戦うことに。

 さらに、台風の影響により、翌日のキャンプをキャンセルし、急きょ、1日繰り上げて帰ることに。


 8/30(金) もう最終日。標津から羅臼に向かう途中、再びゲリラ豪雨。道の駅らうすで疲れ果て、やっと美味い海鮮丼を食します。

 そして、知床峠に行くも、霧で何も見えず。

 しかし、峠を越えて、ウトロ側に降りると晴れ。

 この旅、初めてと思われる、貴重な晴れでした。

 そのため、旅の最後に「天に続く道」、「いっぽんの道」などの直線道路を、綺麗な青空をバックに撮影できました。

 その後、裏摩周展望台により、後はフェリーターミナルへ。

 本当なら、この日は納沙布岬や釧路湿原に行き、十勝に泊まり、翌日に日高の牧場を見て帰る予定が、すべてキャンセルし、まっすぐフェリーターミナルへ。

 しかし、本来2日かけて行く道を、1日で走破。

 北海道の広さは想像以上で、行けども行けども着かない。

 結局、8時間くらいかかって、ヘロヘロになって苫小牧に着いて、日帰り温泉に入り、晩飯。

 最後は疲れ果てて、深夜便フェリーに乗り込み、爆睡してました。


 結局、実質的には5日間しか北海道をツーリングしてないです。


 まあ、全体的に「天気が悪すぎた」のと「運がない」のと「判断を誤った」のと「台風」が影響してましたね。


 過去、最悪なくらい、ひどい目に遭ったツーリングかもしれません。


 スマホの機種変更で、余計に金がかかり、さらにどこかで予備の、しかも新しい目眼まで落として無くし、これもまた1万円くらい余分にかかりました。


 ツイてなかったですが、それでも当初の目標だった「墓参り」と「大型バイクで北海道を走る」という目的は達成できたのと、無事故・無違反で帰れたので、結果的には良かったのかもしれません。


 ただ、しばらく「キャンプはやりたくない」と思いました。

 まあ、ぶっちゃけキャンプ場に来たキタキツネと色々あり、さらにタープ用のインナーポールは折れ、荷物は積みすぎて何度も転倒しそうになり、というのがあり、「キャンプ自体、嫌になった」というのもありますが。

 次からは「快活クラブ」でいいです、というくらい、茨城県の快活クラブが快適でした。


 帰宅してから、全ての衣服は洗濯し、泥だらけの全ての荷物を洗い、キャンプ用品も洗浄してアルコール消毒して、浴室乾燥機で乾燥させる。

 さらに無くした眼鏡を新調しに行く。

 バイクは、徹底的に洗車し、オイル交換をして、破れたカバーを新調。

 この作業だけで2日かかりました。出費も当初の1.5倍くらい。


 しばらく大人しくしてます。

 もっとも、関東に戻ってきたら、やはり暑すぎてツーリングしたいと思えなくなりましたが。


 なんだかんだで、北海道は涼しかったので。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る