第84話 ひっそりと乗り換え計画進行中

 今、愛車のVストローム650(XT)を密かに乗り換える計画を立てています。


 かと言って、別に大きな不満があるわけではないです。


 では、以下にVストローム650(XT)のいい点、悪い点を挙げてみます。


・いい点: 燃費(リッター25キロくらい、400キロ前後で給油)、シートが疲れにくい、長距離走行が楽、高速道路も楽、荷物をたくさん積める、風を苦にしない


・悪い点: 足つきが悪い、重い=取り回しが悪い、整備費用(パーツ、タイヤ、オイルなど)がすべてが高い、エンジン音がイマイチ、車格が大きくて不便、ヘッドライトがハロゲンランプ(切れるの速いし、暗い)


 ということで、実はメリットとデメリットが半々くらいだったり。


 ただ、早い話が「昨今の物価高と給料上がらない現実のため、維持費がキツい」ってのが主な理由だったりします。


 少なくとも、日本の政治家がアホすぎるせいで、当分の間、給料爆上がり、物価高収まる、とかは考えられないので、節約するしかないのです。


 それでも買ってから2年、3万キロ以上も乗り、その間、このバイクでSSTRに参加(2023年)し、能登に行きましたし、西は四国に中国地方、北は東北、そして今年はこれから北海道、と結構走り回りました。


 毎月の高額のローンが生活を圧迫してるので、早めに売った方が楽になるし、査定額が高くなるので、早ければ北海道ツーリングから帰ってきたら、売るかも。


 で、次のバイクですが。


・軽い、安い、気軽に乗れる、維持費が安い、街乗りが楽、高速道路使える、ロングツーリングもこなせる


 つまり、色々な意味でコスパがいいバイクを探してます。


 ぶっちゃけ、ミッションバイクじゃなくてもいいので、今、考えてる第一候補が、実はPCX160だったり。


 個人的に、用事で都心に行くことが多いので、まあ、スクーターの方が楽だ、というのもあり。


 友人には、「2台持ちにすれば」と言われてますが、こんな不景気の時に2台持ちはどうもなあ、という尻込みと、性格的に杜撰ずさんで、面倒臭がりなので、管理が面倒で、結局1台、つまりVストを乗らなくなるから、それなら売った方がいいという結論になります。


 そのほか、ミッションバイクだと、スズキ ジクサー150あたりがいいかな、と。


 大排気量バイクは乗ったし、維持費を考えると、やはり小型で軽量のバイクが一番いい、と。


 実際、以前、ホンダ VTR250に乗ってましたが、あれくらいが一番乗りやすいし、気軽に乗れるんですよね。その証拠に、自分のバイクライフの中で、VTR時代が一番長くバイクに乗ってました。(約5年、50000キロ以上走行)


 大型は、確かに長距離走行は楽ですが、いざ乗る時に「気合い」を入れないといけないので。何しろ自宅の駐車場から出すだけで、いちいち重いバイクを慎重に引っ張らないといけないので。コケたら引き起こしにめちゃくちゃ苦労します。


 やはり「軽さは正義」だと認識。


 250ccクラスでもいいんですが、前に乗ってたし、2気筒と4気筒は経験したから、次は単気筒がいいな、と思ってます。


 その意味では、カワサキ エストレヤでもいいんですが、値段を考えると、40~50万円で買えるバイクがいいかな、と。


 昔、スクーターに乗ってたし、ビッグスクーターに乗ってみたいというのもあるし、評判がいいので、PCX160が一番いいかな、と。


 原付2種は高速道路乗れないのがデメリットで、私は小型排気量バイクでも長距離走るので、高速道路に乗れないのはちょっと、というのがあります。


 なので、気軽に乗れて、街乗りもロングツーリングもこなせる、万能バイクという意味では、PCX160に勝るものはない、と。同じクラスでADV160というバイクもいいですが。


 大型バイクに比べれば、長距離走行はツラくなりますが、それでもスクーターで長距離は走ると思いますし、実際にPCX160でロングツーリングや、キャンプツーリングしてる人はいっぱいいますので。


 一応、早ければ秋。遅くても来年の頭くらいには乗り換えたいんですが。


 その前に、レンタルして実際に乗ってから判断します。


 今はとりあえず北海道ツーリング優先なので。


 最後に。Vストローム650(XT)自体は、すごくいいバイクですよ。長距離走行がこんなに楽なバイクはなかなかありません。


 なので、「お金に多少余裕のある人」なら楽しめるでしょう。


 私の場合、結構毎月の生活費をバイクにかかる代金が圧迫して、カツカツの生活してるので、色々な物を削ってバイクに乗ってたから、逆にロングツーリングしても、全然現地の物を食べる余裕すらなかったんです。ただ単に走るだけが目的と化してました。


 その意味では、「身の丈に合ってない」状態だったとも言えますが。


 結局のところ、バイクライフは「いかに本人が楽しめるか」にかかってくるので、小型排気量で、万能なバイクが一番幸せとも言えるわけです。


 とりあえず、時間はあるので、後悔しないように、じっくりと考えます。

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