終わりまでの時間

終わりがわかっているなら


やりたいことはたくさんあり

書き留めたいこともたくさんあり


限られた時間の使いようなど

いくらでもあろうものを


時を刻むように吐き続ける身体

しびれて震える指先

動けぬ私を

時間はすりぬけて

無為無色のままで

流れ去ってしまっている



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