第5話 すべては望んだもの
薬を飲めば、仕事ができる。
手術をすればとりあえず見た目の症状は取り除ける。
野菜はきれいな見た目がいい。
虫に食われているものは売り物では無い。
体のことより仕事のことが大事。
生活習慣を改めるのは難しい。
だから誰かになんとかしてほしい。
炎症を抑えて欲しい。
苦痛から解放されたい。
土が汚いというイメージ、虫に食われているのが悪いというイメージ。
きれいで美味しくて、安くて、そして長持ちするものが食べたい。
お金さえあればなんとかなる。
そして、我慢して仕事をする事が美徳だという概念。
すべてイメージ、自分が望んできたものが今の世の中。
『思考は現実化する』
非難するのではなく、必要であったから。
必要であった結果が今の世の中を創っている。非難するということではなく
『どうしたいか』が問われている。
『自分がどうしたいか』
この答えを出すための苦しみ。
苦痛、恐怖、屈辱、悔しさ、困難、悲しみ。こんなものが強く光を映し出してくれてくれる。
そして集団の楽しさ、パワーを知ったのも、支配と統治という不自由なものによるものである。
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