　「新連載始めました！」と書くとなんだか、売れっ子の漫画家さんのような気分になります。うーん、恥ずかしい。

　さてさて、今回私が書いていくのはとある学校の家庭科部のお話です。

　新庄奏多（しんじょうかなた）という、男子中学生が主人公。彼は中学三年生という、高校受験を約一年後に控えた年に転校をするという、なんともかわいそうな子です。それはさておき、その転校先の学校で、家庭科部部長の田中花子（たなかはなこ）に「家庭科部員としての素質」を見出され、あれよあれよとしているうちに、部室に行くことに。そこで彼が目にしたのは一枚のタペストリー。この一枚が、奏多や花子たち家庭科部員の運命を変えていく―――といった内容（の予定）です。

　このお話「家庭科男子！」（まだ題名を書いていませんでしたね…）は、私がちょうど中学生三年生の夏に書いたものを加筆・修正を加えたものです。中三のあの時期に……よく書いたものだ。ちなみに私は第一志望の学校に受かりました。

　自分の文章を読み返すということを、私はあまりしません。やっぱり恥ずかしいですから。

　でも今回の加筆・修正にあたって、読み返したところ、まあ拙い拙い。こちらが赤面してしまうほど誤字脱字、文章のねじれが多いんです。そして話に穴が多い。「なんでこここんなにあっさり？」とか、「もっと流れ考えようよお」とか、もういろいろありすぎる……。これからの作業が大変になること間違いなしです。

　いつも通り、マイペース更新になるとは思いますが、興味があれば覗いていってください。