私のナカのわたし
いち。

私のナカのわたし

らんじょう

おはよう

声が聞こえた

飛び起きた

昼、だった

シフトの時間はとっくに過ぎてた

もう一度毛布に潜り込む前に

充電し忘れてたスマホを繋ぐ

見たくない通知

最後まで覚えられなかった短縮ボタンを押す

落ち着いた声が聞こえてくる

怒ってるのは、わかる

はい

すみません

それでいいです

それだけは言えた

明日からもう起きなくていいのか

おやすみ

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