490 電子書籍の積ん読が増える。

私は電子書籍はSONYのReaderから入りまして、それから流れでPlayブックスやKindleやら、気づくと複数利用しています。


これまで幸いなことに、読んでいた書籍が配信停止になるということはありませんでした。

ガラケーで読んでたマンガがスマホに完全移行する時に、スマホに切り替えるタイミングを逃して継続利用を断念した、という個人的事情はありましたが……


そうして振り返ると10年以上電子書籍を利用しているわけで。

となると、紙の本並みに、


・積ん読

・何で買ったんだっけ?

・無料だからといって、何でダウンロードしたんだっけ?

・縦書きで読めるのが嬉しくて、何でも青空文庫をダウンロードしてきた形跡があるなあ


というものがちらほら出てきました(笑)


ちょっとそんなタイトルを拾ってみようかな。


ありがたくも提携図書館の書籍も読めるPlayブックスとかが、怪しいな。


私のPlayブックスのライブラリ、『風琴ねずみと夜の電車』を書いた時にあつめたとおぼしい『ラヂオ年鑑』とかが並んでいて、それは不思議ではないのですが、


・福来友吉『透視と念写』


地元にいながら、こんな資料にアクセスできるのありがたいけど、なんでダウンロードしたんだっけ?


Kindle、SONYのReaderのほうのライブラリも見てみよう。

どちらも、なんだこりゃ、というタイトルはあんまりないんですけど、セールのときに勢いでポチってしまったものが多い気がする。


あ、でも、これ何だろう。


Kindle→松森正『満州お菊』


……何でポチったの、これ? 満州の馬賊の話ですごく面白いんですけど、まだ1巻の最初くらいしか読んでないし……


電子書籍、物理的に部屋が侵食されない分、「後で読もう」が危険ですね。


Reader→『講談名作文庫1 真田幸村』


これも、なんでポチったのだろう。

KindleもReaderストアも、古書店でしか見かけないような文庫が普通に出てたりするんですが、どういう事情かなあ。

たまにセールに出てたりして、うわ、ありがたい! という勢いでポチってしまうので困ります。講談社の大衆文学館とか、紙で買い損ねたものがあると危険です。この講談名作文庫もそうだったにちがいない。


図書館でも、古い大衆小説は移管されたり除籍されたり紛失したりといったことが多いので、この先はこうして電子書籍で生き残ることもあるのかなあ、と思ったりします。


電子書籍の雑感でした。

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