479 書こうとして何も書けなかった頃があるもんだ
年度末で書類を片付けていたら、昔のミニコミの原稿(書きかけ)とか小説みたいなもの(書きかけ)が出てきて、どれも読み返すと話にならないのでシュレッダー直行なのですが、膨大な量を書きかけてはやめてた時期って、あったなあ、と思うのです。
書いてるうちに自分で「こうじゃない」「これは違うな」と思えて手が止まってしまう。
縁のなかったテーマを振られ、右も左もわからないのが丸わかりな文章だったり。
若いせいで考えかたの方向が甘くて結論がいまひとつになるとか。私は若いときに自分が若いことが嫌だったので、よくこういうことがありました。かといって、背伸びして小賢しく小器用にまとめて薄っぺらなものになるのも嫌でした。
「こうじゃないよなあ」と思って提出すると、案の定直しが入って、やっぱりなあ、と思って直して。
原稿直すのは全然苦じゃなかったなあ。モヤモヤしてたところを指摘されるのでかえってスッキリです。
なんか、いろいろ思い出してきました(笑)
今の書き手の方は、この「書きかけてはやめる」の時期もネットに上げてしまうんでしょうか。それともその時期は読み専として、雌伏の時とするのでしょうか。
どっちにしても、そういう時期に勢いで書いて、エタって削除しても、放置しても、恥ずかしくないよと言いたいです。
しかしデジタルだと削除だからいいなあ。
シュレッダー体力的にきついです(笑)
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