冬空の誓い

冬の夜空に キミを取られてしまいそうで

ボクは慌てて キミを抱きしめた

キミの体の冷たさに ボクはとても驚いたんだ


何時間 ここでボクを待ってたの?

ゴメン 仕事のせいだなんて そんな言い訳できないね


星空を見てたと キミは言った。

オリオン座が大好きなのよと

キミの心の温かさに ボクはいつでも満たされる


わかっているんだ キミの優しさ。

ゴメン いつも甘えてる こんなボクでホントにいいの?


寒空に輝くオリオンの三ツ星よりも

輝いているキミの瞳

もう 待たせない とは言えないけど

ボクは必ず迎えに行くから

キミが夜空に取られる前に。

冷えた体を温めに。

だからきっと待っていて。

キミを誰より愛してる どうしようもないボクのこと。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る