第180話 王妃選び30
妖怪代表戦に参加したのは雪花・璃水・明日香・緋莉・八重花・咲夜・瞳・鏡月・百目鬼・玉藻の前・大天狗・傘化け・酒呑童子・がしゃどくろ・泥田坊・小豆洗いの16匹となった。
ゲゲゲの何とが加われば、もう妖怪大戦争だよね?
それにしても際立って弱そうな小豆洗い。
一応タッグマッチなので誰か強い妖怪と組めれば、もしかしたらが起こる可能性はあるけど‥。
可哀想なので一応提案してみるか‥。
「皆んなちょっといいかな?」
俺の言葉で全員が振り向く。
「今からメンバーを決めるくじ引きをしよう思う。ただ小豆洗いと泥田坊のような非戦闘系同士が組む事があれば勝負にならないよね?皆んなも一方的な勝負は望んでないと思うので戦闘系と非戦闘系を分けたいと思うけど、皆んなの意見はどうかな?」
非戦闘系の妖怪からは羨望の眼差しが向けられる。
明日香が手をあげてくる。
「戦闘系と非戦闘系での対決はないのよね?」
「セオリが居ないから俺の権限で対決はさせないよ。」
「二言はないよね?」
明日香が真剣な表情で尋ねてくる。
「もちろん。」
「戦闘系と非戦闘系のお互いの優勝者が代表でいいわよね?」
ん?何か引っ掛かるものがあるような‥。
「良いわよね?」
明日香の圧が凄い。
「うん。」
腑に落ちないけど、とりあえず返事する。
「言質とったからね!」
明日香がニッコリ笑う。
いつもツンツンしてるけど、やはり笑顔は可愛いと思った。
俺の言葉を聞いて、緋莉・八重花・咲夜がニヤニヤ笑っているのが気になった。
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