第7話 ネコがころころ

 我が家のネコが床で転がっている。

 お腹を見せて、転がっている。

 この家には敵がいない。ネコの”さくら”は安心しているのかな?


 それとも、体が痒いのかな? 甘えているのかな?

 さくらと遊びたいけど、私は家事がある。

 今は遊べない……


 この子は名前の通り、めすのネコで有る。

 まだ、わんぱくな年頃であるネコだ!


 すると、転がるのを止めて、さくらは起き上がり、ゆっくりと私の足下あしもとに擦り寄ってきた!

『遊んでにゃ~~』と言葉で言う様に、無言でさくらは私の足下で顔を擦りつける。


「さくら!」

「もう少し、したらね!!」


 私はそう言いながら、さくらの頭を優しく撫でる。

 さくらは嬉しそうに目を細める!

 さくらは満足したのか、私から少し離れた所で、コロンと寝転がって毛づくろいを始めた。


 ネコがころころ。

 私はネコのさくらに好かれている。

 猫だけど、この関係をずっと大事にしていきたい!


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