第9話

「だ、大丈夫だけど、、その、あの、、」


俺はそう返答し、頭を左手で押さえながら

深呼吸して座り直し、彼女にこう尋ねた。


「と、トップアイドルの、ま、マヒロちゃんだよね??」


「うん、そう!」


さっきまではマスクの眼鏡女だったが。

今、目の前にいるのは。


超のつく有名人。


国民的アイドルグループのセンターポジションにいる女だった。


シルバーアッシュの髪色が眩しかった。


老若男女、誰からも愛されてると言っても過言ではない、とんでもない銀髪美少女...!




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