其丿陸『本を選ぶ』

本屋は私を高揚させる

私は選ぶ

気分は乙女

好き嫌いの限りを尽くして


――嫌いなものは嫌い――


誰かを助けるということは

誰かを助けないということ

何かを選ぶということは

何かを選ばないということ


ごめんなさい、わたしに選ばれなかった本たち

明日になれば忘れてしまうけれど

また会えたら、また会おう。


20201207

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る