高校生百物語

番外編 ３話ざっとあらすじ紹介編！

※こちらのエピソードは、長編になった物語のあらすじを、簡単に紹介しております。最新のエピソードにさっと追いつきたい方はこちらをご覧ください。

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３話　天下分け目の班決め合戦

入学から早一か月、坂上ら一年生は高校生としては初となる学校行事、校外学習を間近に控えていた。それに伴って行われた班決めに闘志を燃やす小洗とクラスメイトの樋口（ひぐち）。それは等しく、気になるあの子たちを班に引き入れるためだった…！

そんなことには全然興味がなかった坂上も、小洗に乗せられ、班決め合戦に参加することに。樋口を相手取った班決め思考戦は、当初の予想からは大きく外れ、激しい戦いの様相を呈したが、結果的に坂上＆小洗陣営が辛くも勝利をもぎ取った！

が、結局班員は、女子の総意によって決定されたのだった…。

〈キーポイント〉

・坂上には、何やら考え事が得意になる過去があった様子。

・樋口の思考は恐ろしく考えつくされたものでありながら、その後の抵抗はなぜだか全くなかった。

・青波は、自分の班に早見と坂上を引き入れることを願った。

・坂上たち四人と早見たち四人は、校外学習の班が同じく第二班となった。

〈新たな登場人物〉

・樋口（ひぐち）　奏斗（かなと）

班決めにおいて小洗に対抗したクラスメイト。その作戦はあまりに狡猾で、坂上曰く一高校生が考えたものではないほどのものだったが、作戦失敗からは一片非常に大人しいただの高校生に戻ってしまった。今回の作戦には、何か裏があったのかもしれない…。一年三組在籍。

・相田（あいだ）　薫（かおる）

坂上たちが在籍する一年三組の担任である先生。男子たちの間では美人教師として、女子たちの間では気のいい頼れる姉御として慕われているが、怒ったときはさぞ怖いらしい。