ギャルゲーのヘイトを溜めるクズでゲスな親友役として転生してしまいました。そして主人公が無能すぎて役にたたない……。

登場人物紹介１

『悲しみの連鎖を断ち切り』公式サイト(体験版詐欺)より抜粋。

『わかってんじゃん！さっすが親友！俺たち本当に相性抜群だよなー』

明智秀頼（あけちひでより）

主人公・十文字タケルの幼馴染であり親友。

普段はチャラけた男でうさんくさい男であるが、いざという時はやる時はやる正義感を持つ。

女好きであり色々な子と絡んでいるが、その実、佐々木絵美とは付き合っており、いつもべったりとしていて大事にしている。

『わたしと秀頼君は、赤い運命の糸で結ばれているんだよ』

佐々木絵美（ささきえみ）

明智秀頼の幼馴染であり、付き合っている。

幼い顔立ちであり、クラスメートの子らの妹役的な感じに可愛がられている。

女好きな面を持つ秀頼を理解しているが、最終的に自分に頼ることをわかっているために寛容に接する。

正妻の余裕である。

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『悲しみの連鎖を断ち切り』ビジュアルファンブックより抜粋。

『タケル、てめえは最初から気に食わなかった。だからガキの時からずっとお前の不幸を望んでいたんだよ』

明智秀頼

タケルが無自覚に持つギフトに対して気に食わない感情を抱き、子供の時からずっと付け狙っていた。

そのために、タケルの人間関係を徹底的にひっかけまわす行為に快楽を覚える異常者。

普段はチャラい面でごまかしているが、中身はゲスでクズで外道の鬼畜。

ギフトの『命令支配』は、まさに彼に持たせるには危険過ぎる能力である。

身体能力も高く、頭も切れるために、敵に回すと厄介な男であるが、味方の時は頼もしい男である。

ユーザーからの人気もすこぶる低いのですが、彼が居ないとこのゲームは成り立たないです。

『え、ちょ……。な、んで……？』

佐々木絵美

明智秀頼の彼女役は『命令支配』のギフトによる影響であったため、お互いに心など通じていなかった。

愛され役としてクラスメートの妹的ポジションに存在していたのも、ヒロインの弱みを握る手段である。

特に理由のない秀頼の思い付きで、どのルートでも死亡する。

同情の余地のある背景のあるキャラクターであるが、ヒロインをけしかけたり、邪魔する面もありユーザーからの人気もすこぶる低かった。

続編のヒロイン役にする案もあったものの、ユーザーからのヘイトをもらい過ぎているのでもしかしたら没になるかも(笑)。

製作陣の間でも非常に動かすのが面倒な存在です。

女性スタッフの間では、秀頼より絵美が苦手という人が多いみたいです。

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クズゲス本編のキャラクター紹介

明智秀頼

転生した主人公の人格よりも、ゲーム本編のキャラ描写をする方が楽しいお方。

名前の元ネタは作者が好きな武将である明智光秀と、豊臣秀頼の名から取っています。

悪役令嬢の男版を意識した悪役親友というジャンルで連載をスタートさせました。

クズでゲスな親友役というのは、作者のTwitterで明かしている通り、リベリオンズというゲームの伊藤大祐というキャラクターをモデルにして作成しています。

早くゲーム本編の時間軸まで行けるようにがんばっていきたいですね。

佐々木絵美

ゲームのサブキャラクターということを意識して一般的な本名にしました。

『悲しみの連鎖を断ち切り』のゲーム描写では容赦ない扱いをされても、本編がまともならセーフ理論を実証させます。

クズゲス本編のヒロインかどうかはよくわかりませんが、これから関わることになるのかも……。

書きたいヒロインが山ほど居るので、スピード感を持って連載していきますね。

ゲーム描写でもセットでヘイト稼ぎのキャラとして登場していきます。

こう……、不幸な姿と幸せな姿をセットで出されると背徳感が凄い……。

作者のTwitterで、カスタムキャストで作成したイメージ画像を掲載しています。

作者ページから飛ぶか、Twitterでタイトル名でぐぐれば多分出ます。

叔父

なんとなくひぐらしの鉄平を意識してたり、してなかったり……。

クズゲス本編でも素直なハッピーエンドではなくて、ギフトありきで成り立っている家庭という歪さが、この作品の不穏さが増して好きです。

そこまで出番は多くないでしょうが、本編の扱いよりかは遥かにマシである。

おばさん

無能なおばさんですが、一応秀頼を気にかけてはいます。

ゲーム本編で叔父死亡、おばさんは生存している予定でしたが、秀頼と絵美が暴れたせいで退場してしまった不幸な方……。

本来は絵美への扱いを普段から見ていて、なんらかのギフトを持っているのではと秀頼を疑っていましたが怖くて口に出せないで干渉しないという役割でした。

干渉した結果があのザマです。

クズゲス本編ではもう少し仲が改善すると良いね。