「夢」と「創作」
今朝、妙な夢を見て目を覚ましました。時刻は6時ちょっと前ぐらいのことです。
私は大正時代の「ハイカラさん」みたいな女学生らしくて、着物を着ています。家は木造のいくつも部屋のある家で、書生や下宿人がいるような建物でした。
私には兄がいて、その兄は旧姓高校生らしい人。今の朝ドラの「轟さん」が初めて出てきたような人と言えば、分かる方もあるでしょう。
その兄と同じような学生がまだ2人いて、その3人に色々と命令を出す先輩か誰かがいるのですが、その人が70歳前後の私は嫌いなんですが、有名な男性タレントです。
その人の命令で、なんと皆が嫌う例の黒い「アレ」を大量にうちの家に大砲で撃ち込むと言うんです。何時かは分かりませんが早朝で、その撃ち込まれる時までに目を覚まして逃げないと、部屋中「アレ」だらけになり、布団の中で震えていないといけないとか。
私は「なんでそんなひどいことを」とさめざめと泣き、同じく和服を着た母親と「がんばって起きて逃げないと」などと話しています。兄にやめてくれと言っても馬鹿にしたように鼻で笑うだけ。
私は悲しくて布団の中に潜り込んでしくしく泣いていたんですが、突然覚醒しました。
「なんでそんなことを我慢しないといけないのか!」
そう叫んで起き出すと、がま口を大きくしたようなカバンに大事な物を詰め込んで家から飛び出し、戦車に乗っている兄達に向かって、
「こんなことは許されない、私はこれから◯◯ちゃん(名前は分からなかった)のところに訴えに行くから!」
そう言って、外に飛び出し、駅というより停車場に走っていきます。
時刻は深夜なのに停車場には人がいっぱいいて、でももちろん汽車はない。
「だったら歩いて行くだけ」
私は人混みをすり抜けて線路に降り、目的地に向かって歩き出しました。
その人混みの中に、朝ドラの「花岡さん」が出てきたばかりぐらいの男性がいて、どうやらその人は運命の人らしいのですが、すれ違ってまだ出会ってもいない。
と、そこで目が覚めました。
こんな長いストーリーになった夢、久しぶりに見たなあ。こういう夢って一体なんでしょう?
考えて出した結論としては、私が見たり聞いたりした色々な要素が、私の中の「生成AI」みたいなものに組み立てられて夢としてアウトプットされたのかな、ということでした。
考えてみれば、ご近所にミサイルを撃ち出したり、ゴミをつけた風船を飛ばしたりする国があります。それと朝ドラがドッキングしたら、こういう夢になりそうに思います。
思い出せば、あの家は今再放送している昔の朝ドラに出てくる、京都の宿屋に似ています。
他にも「あれかな」と思う心当たりもいくつかありました。横暴な兄なんて、まさに現在の朝ドラの今週出てくる人そのもの。
私は昔からよく夢を見る方で、その中にこういう長い「お話」の夢も結構ありました。そういう話を友人にしたら「面白いから小説にでもしてみたら」と言われ、メモって置いてあるものもあります。メモしたノートがどこにあるか覚えてませんが、そうして記録した夢は結構頭に残っていて、いつか何かの形で「創作」としてアウトプットして作品になる可能性もあるのかも。
いや、夢って面白い。皆さんも、そういう夢を見て、実際に作品になった、なんて方もいらっしゃるかも知れませんね。
今回の夢はとてもそのまま作品にはできませんが、夢の中の私と運命の人が、この先どうなったかを考えていたら、何か新しい作品につながっていくきっかけになることはあるかも知れません。
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